Ｑ９５１．ヒーターの交換について

【まささんからの質問】
いつもお世話になっております。
（勉強させて頂いてます。）

底面フィルターにはめ込むタイプのヒータを使用しています。
ヒータの取扱説明書では寿命は半年と記載されておりそろそろ暖かくなってきたこともあるので交換をしようかと考えております。
構造上フィルターの取り外しが必要となのでどうかすると水槽を再セットするうような感じになる為交換によるリスクが心配です。
（水槽の洗浄や底床の入替えはしませんが）

手順としては
１．待避用の入れ物の洗浄。
２．魚達の待避（水槽の水をそのまま使って）
３．水草の待避
４．フィルターの取り外し
５．ヒータの交換
６．水草の植え込み
７．２の水を戻す
８．魚達を戻す

といった風に作業を考えてます。
気をつけないといけないポイントやスマートな交換方法があればご教授下さい。
よろしくお願いします。

Ａ９５１．ヒーターの交換

まず交換方法を確認する前にそのヒーターは本当に半年で交換するべき物なのかどうかを確認した方が良いです。
残念ながら私は半年で寿命が来るようなヒーターの存在を知りません。
もし本当のことであるならば蛍光灯半年交換説以上に激しい条件だと思います。

もしお使いのヒーターがその使用条件や設置条件のために非常に特殊な構造や素材で出来ているなら仕方がありませんが、世の中に出回っているアクアリウム用の一般的なヒーターならどんな廉価な物でも２〜３年は壊れずに使用できると思います。

もし本当に現在使用中のヒーターが半年程度で交換した方が良い商品で、今回交換作業されるなら是非とも交換して新しくセットするヒーターは世の中の一般的なヒーターで半年といった劇的に短い寿命でないヒーターを設置されることをお勧めします。

現在使用中のヒーターも、そして新しく交換するヒーターも、あわせてその寿命については購入したアクアショップの人に確認すればよいと思います。

交換の方法としては予定されているようなやり方で問題ないと思います。

気をつけないといけないポイントとしては、水槽というのはセットして半年ぐらいから水質が安定し、調子が良くなり、水草も育ちやすく成る時期です。
そんな時期に大々的な作業を水槽に実施するというのは水槽の安定という観点から考えると、とてつもなく大きな痛手です。
場合によっては現在使用しているヒーターをそのまま使用中止して底面フィルターの中に置き去りにし、新しいヒーターを別なところに設置するという対応方法も有効な手段だと思いますので、交換する事による水槽へのダメージを考えてどうするべきかをご自分で判断すればよいでしょう。

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