Ｑ９３３．稚魚の餌のあげかたについて

【takaさんからの質問】
エンゼルフィッシュが産卵、稚魚が孵り、現在はまだ泳げない状態です。
前回は親と離して育て、結構うまくいったので、今回は親と同居のまま育ててみたいと思っています。
そこで質問なんですが、60cm水槽なんですが、稚魚にどうやって餌を与えればいいんでしょうか？
稚魚専用水槽と違い、稚魚に十分餌が行き渡らないように思うのですが。

また前回はブラインシュリンプをメインで与えてましたが、ひとつの容器で孵化させていたのでローテーションがうまく管理できませんでした。
（孵化してすぐのを与えられないなど）
グッピーを飼ってる方などは具体的にどういう風に管理しているんでしょうか？
また他に良い餌があれば教えてください。

Ａ９３３．スポイドで・・・

自分で色々な餌を補食できるぐらいに成長するまでは、稚魚はたいがい一つの所に固まって居ますので、そこにブラインをスポイドで吸って持っていき、稚魚達が固まって存在するところにゆっくりと静かにブラインをまいてやれば、餌は稚魚達に届きます。

初めのうちは親に怒られるかもしれませんが、スポイドからブラインが出てくると分かると、親も稚魚よりも先にスポイドの所へ寄ってくるように成ります。

アクアショップほどの水槽の数が有ればブラインを沸かして与えるというのも上手いサイクルで出来るでしょうが、個人の自宅では与える分だけのブラインを沸かすということが難しいので、多くの人は一旦沸かしたブラインを１日目に与える分を与えたら、冷蔵庫で保存し２日目以降は冷蔵庫から出した物を与えたりしているようです。
もちろん冷蔵庫に入れたブラインは死んでしまいますが、与えるブラインは必ず生きていなければならないということはありません。

またブラインは孵化した直後は栄養価が高いが、そのまま塩水の中で生きていると成長のために栄養分を消費してしまうので、生きたまま保存するというのは良くないと言う人も居ます。
また、中には一旦孵化したブラインに餌を与えブラインを高栄養下でしばらく成長させてから与えるという超こだわりブラインを与えているような人も居ると聞いたことがあります。

その辺もアクアリストのこだわりの箇所かと思いますので色々と研究してみて下さい。

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