よしを’S質問箱
分類 @@#熱帯魚飼育#@@
Q909.クリスタルレッドシュリンプとプラナリア
【Hot'n totさんからの質問】
昼休み等に楽しく拝見させて頂いております。
実は、60cm水槽にクリスタルレッドシュリンプ(以下、エビ)が150匹ほどいましたが、どんどん減ってしまい
現在は3匹のみになってしまいました。その時、かなりのプラナリアが発生しており、ホームページ
等で駆除方法を検索しながら駆除をしておりました。一度、エビが減ってきたなと思った時に思い切ってエビを移し硫酸銅を用いて3日間放置しリセットをいたしました。(エビの幼生がいたかもしれませんが思い切ってしました。)そして何度も水槽内をリンスし、再びエビを戻したのですがまたプラナリアが発生しました。
そしてこの前、よたよたしているエビを見つけ観察していたところなんとプラナリアがエビの頭の部分
(甘エビなんかのみそを食べる時に外す甲殻のところ)に入り込んでいました。案の定そのエビは
すぐに他界してしまいました。
 あるホームページではプラナリアはエビを襲わないと書いてあったのですが実際に襲っている姿を目撃
した私にはショックでたまりませんでした。
 長くなってしまいましたが、軟体動物であるスネールやヒドラが死ぬ硫酸銅で死なないプラナリアっているのでしょうか?
ちなみにその時の添加量は60cmの水槽に硫酸銅の結晶を大さじ1杯程度の添加量です。(十分すぎる量だと思います。)
また、プラナリアの種類ですがピンクぽいのと真っ白の2種類がおりました。
硫酸銅での薬浴は流木とそれに活着させているミクロソリウムやウィロモスも一緒に行いました。ろ過は停止しております。そしてその後何回も試運転させ銅が残存していない状態でエビを戻しました。
 今、3匹のエビのうち、1匹が抱卵しています。また増やしたいと思っておりますがプラナリアが驚異でなりません。対処方法も含め回答をお願いいたします。

A909.プラナリアの恐怖
そんなことも有るんですね。

確かにクリスタルレッドやビーの場合は体が小さく殻もそれほど強靱ではないですので、プラナリアに食べられてしまうことも有るかもしれませんね。

プラナリアが硫酸銅でも生き残ったのはフィルターの中に硫酸銅が入らなかったためだと思います。
こういう場合は濾過バクテリアの事はあきらめてフィルターまで循環させないと効果がない場合が多いですね。

とりあえず現在残っているものはその水槽とは別なものを用意してそちらに待避した方が良いでしょう。
その際は水や濾過装置、濾材の一部などを別水槽へ引き継ぐのは止めましょう。
濾過のことを考えるとどうしてもそうしたくなりますが、それではまたプラナリアを連れていってしまう可能性があるからです。

CRS数匹なら30cm程度のプラケースに入れれば濾過が機能していなくても数日毎に少量の換水を行えば、水質的に問題になることはないと思います。
そうやって待避している間に、もう一度フィルターを含めて硫酸銅でプラナリア退治をすれば良いでしょう。
濾過バクテリアはちょっともったいないですがあきらめましょう。

その後に再セットし、しばらく様子を見てプラナリアが再発しないのを確認して、エビ達を戻すようにすれば良いと思います。


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