Ｑ８６７．ろ材洗浄と水換え

【Ｍａｒｓさんからの質問】
３０ｃｍ水槽にテトラ社ビリースポンジフィルターで、プリステラ５匹、コリドラス・ハスタートゥス５匹を飼育しています。
スポンジフィルターのメンテナンスをするために、バケツに水槽内の水を取って洗い、足し水をすると換水とほとんど同じことになっています。
フィルターの洗浄と水換えって同時にしないほうがよいと聞きますが、それは本当ですか。
本当だとしたら小さい水槽ではどうしたらよいでしょうか。

Ａ８６７．濾材洗浄と水換え

お使いのような環境では濾過の機構が非常に簡素であるために、スポンジを洗浄する際にはそこに住み着いているバクテリアをあまり無くしてしまわないように十分に注意する必要があります。

濾材洗浄と換水を同時にしない方が良いというのは、換水を行うことによって水中に幾分か存在する濾過バクテリアをさらに減らしてしまったり、時には温度合わせや塩素中和が不十分な水で換水を行った結果、濾材洗浄により減少した濾過バクテリアにさらにダメージを与えてしまうというケースが有るためです。

お使いの環境ではそういった事も考え、スポンジのもみ洗いはごく簡単にしておく事と、やはり換水は同時に行わない方が良いと思われます。

特に汚れがひどくないようならスポンジの洗浄は換水の毎に行うのではなく数週間から１ヶ月程度は洗浄しないで通常の換水のみを行い、１ヶ月に１度程度換水をしないタイミングでスポンジを取り出して、換水用に用意するのと同じ要領で温度合わせ塩素中和された水を用意し、その中でスポンジを３〜４回もみ洗いすれば良いと思います。

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