Ｑ８４５．ハロゲンランプの明るさについて

【ｙｙｙさんからの質問】
よしをさん、はじめまして。ハロゲンランプについて教えていただきたいことがあります。
４５×３０×３０の水槽で海水魚をやっています。今は魚しかいないので、照明は窓から入る光＋暗い日は蛍光灯（１灯式）という感じなのですが、海藻なども入れたいし夏になったらさすがに窓際はまずいと思うので照明を増やすことを考えています。そこで迷っているのは、蛍光灯にするかハロゲンランプにするかということです。
２灯式の蛍光灯に換えてもいいのですが、最近窓際の日光が当たるところに水槽を置くようにしたら、同じ魚がまったく違う魚のように輝いて見えるし水面のゆらめきが底に映ったり自然な影ができて、とにかく蛍光灯を着けていた時とはくらべものにならないくらいキレイなのです。だからできれば自然光に近い照明にしたいのですが、かといってメタルハライドランプのような高価なものはとても買えそうにないし、水温の上昇も心配です。そこでハロゲンランプは使えないだろうか？？と考えたのですが・・・
本などによると海藻は蛍光灯なら最低２本は必要だそうです。ハロゲンランプで同じくらいの明るさ（３〜４０Ｗくらい）を出すことは可能でしょうか？できるとしたら何ワットの電球が何灯くらい必要でしょうか？ちなみにフィルターは底面なので水槽の上部はフリーな状態です。それから、ハロゲンランプはホームセンターなどで売っているアクアリウム用じゃない普通のものでも使えるのでしょうか。

Ａ８４５．ハロゲン

まず、熱についてはハロゲンもメタハラも同じ様な物と考えた方が良いです。

光量については見た目の明るさを同じにするなら蛍光灯に比べて３倍程度のワット数を用意する必要があるという事を聞いたことがありますので、その辺を目安にすれば良いと思います。

またハロゲンランプは比較的色温度が低い物しか有りませんのでその辺も辛いところです。

基本的には全てハロゲンランプで照明を揃えるのではなく、メタハラや蛍光灯とのミックスや時間差点灯など、補助的に陰影と暖かい色を出すために使用されるのが一般的なスタイルです。

沢山のハロゲンを並べるとそれなりに費用が掛かりますし、玉切れしたときのコストもそれなりに掛かりますので、メインを蛍光灯にしてハロゲンを１灯か２灯補助的に照射するというのが良いのではないかと思います。

ハロゲンランプは球及び周辺機材はホームセンターなどで売っている物でＯＫです。
天井にレールで取り付けるインテリア性の高い物を選べば見た目も非常に良くなります。
海水水槽では場合によっては淡水の水草水槽以上に照明という物が重要とされるようです。
水槽維持のスタイルや飼育する物の種類によってはすぐにそういった壁にぶちあたる可能性もありますので、海水水槽における照明という物を十分に勉強してから、将来どのような水槽にしたいかという考えをしっかりと持った上で、照明の変更について考えられるのが良いと思います。

海水を専門に扱っているｗｅｂサイトを色々と徘徊して、ナチラルシステム、ベルリン式、珊瑚、無脊椎というような内容を解説しているところを探してみてください。

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