よしを’S質問箱
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Q765.エコフィルターについて
【なおさんからの質問】
初めて質問します。
私は、現在ニッソーの60p水槽に外部濾過装置としてエコフィルター2231を使用しています。
二酸化炭素は、ADAの添加装置を使用しています。
現在使用中の2231ですが、どうも濾過能力に不安があります。
実際2231では60p水槽ではパワー不足なのでしょうか?
実は、2213も購入検討中なのですが、思い切って切り替えようかと思っています。
両者の濾過能力には差はあるのでしょうか?
もし可能であるならば、濾過能力のアップの為に直列しようも考えているのですが、両者はどの様に接続すれば良いでしょうか?教えて下さい。
ホースのつなぎ方とかその辺の所まで教えていただければ幸いです。

A765.何をもってして不足か?
個人的には現状お使いの環境で特に濾過能力が不足しているというふうには思えません。
何か実際に濾過能力が不足していると思われる事象は起こっているでしょうか?
通常の濾過というのはアンモニアや亜硝酸を硝酸塩に処理するのが一番の仕事ですから、基本的にはそれが出来ていれば能力は満足しているということになります。
その次には濾材の汚れや洗浄のサイクルなどを考慮して、どの程度の余裕を持って稼働させておくかということになります。
最後に水の透明度というのも濾過には関わっていますが、こればかりは水槽トータルとしての作用なので、単純に濾過を強化すれば透明度は増すということはまず有りませんし、単純に濾過を強化すれば水の透明度は増すだろうと安直な考えの管理者の水槽の場合ならなおさら、そういった結果にならないことが多いと思われます。
もちろん濾過を強化すれば苔が減ると考えているような場合はほぼ間違いなく、思惑通りの結果にならず、装備を強化するための費用は無駄になる可能性が高いです。

どうしても不安だと言う場合は、濾材を交換するなどして現状の装置でなるべく効率の良い濾過が出来るように工夫すればよいでしょう。
シポラックスは100リットルの水の濾過に1リットルの濾材容量でOKとうたっていますので、60cm標準水槽の場合は500ccのシポラックスでほぼ間に合うと言うことになります。
そのような能力の濾材はほかにも沢山ありますので、現状の設備の特徴とメンテナンスの方法を良く検討してみれば、工夫できるやり方はいくらでも有ると思います。

メンテナンスのことも考えてどうしても2213との直列にするというならやり方は
1.ストレーナ→2231→2213→シャワーパイプという順序で接続
2.2231のポンプのインペラは外しておき、電源は入れない。
3.2213のポンプを通常通り稼働させる
という方法で良いかと思います。
ホースの径が万が一違っている場合はアクアショップのエーハイム用部品で専用の異径ジョイントも売っているはずなので探してみてください。

接続部分が増えホースなどの取り回しもスッキリとは行きませんので、水漏れなどの事故には気を付けてください。
もちろんこのような接続方法をメーカーは保証していない可能性がありますので、実施する場合は自分で判断して自己の責任において実施してください。

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