Ｑ７１０．薬浴してはいけない魚は何？

【西岡さんからの質問】
はじめまして。
１０年程前に熱帯魚を始め、海水魚を主に飼いました。ここ２〜３年は諸事情により中断していましたが、先月より再開しました。今回は水草をメインでやりたいと思っています。
で、質問なのですが、先日ネオンテトラ（まだこれとクリスタルレッドシュリンプしかいません）に白点病が発生しました。
現在小型水槽に移して治療中です。幸い発見が早かったのと、このところの暑さで水温が上がっているためか、犠牲者は出ていません。（発病の原因も、この急な暑さでの水温の急変のようですが。）
今後、魚をメイン水槽（６０＊４５＊３０）に入れる前に念のため薬浴をしようと思うのですが、これはすべての魚に有効でしょうか？
ちなみに、エビは薬に弱いという話を聞いたので薬浴はしていません。
今後、オトシンクルスを苔対策で入れたいのですが、ナマズの仲間も薬に弱いと聞きました。
オトシンクルスはやらないほうがいいのでしょうか？

Ａ７１０．薬浴

確かに、エビは現在病気にかかっているわけではなく予防のためというならば、薬浴はさせない方が良いと思います。
塩分などはＯＫですが特定の成分に弱いものがあったりしますので。

いずれにしても予防のための薬浴なら規定量の１／２〜１／３程度の濃度で行い、さらに急激に薬浴させるのではなく、薬浴水槽の水によく水あわせして、薬といえども急激な水質変化を与えないように気を付けて行って下さい。

オトシンやコリドラスといったなまずの仲間は薬に弱いといわれておりますので、購入したばかりの時に１度だけ、通常の予防薬浴よりさらに濃度を薄くして薬浴させる分には特に大丈夫だと思いますが、それ以外の場合は病気にかかっていないなら無用な薬浴はさせない方が良いかもしれません。

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