Ｑ７０１．水草の寿命について

【タカさんからの質問】
熱帯魚を始めて2年になります。
バコパ、アマゾンソ−ト、ウイステリア、ハイグロフィラ等を水槽に入れて1年になります。これらはトリミングを繰り返していると枯れてしまうのですか？最近の水草を見ていると茎が細くなり成長が止まってしまいました。
ちなみに、今まで肥料やＣＯ2は添加したことがありません。
よろしくお願いします。

Ａ７０１．水草の寿命

基本的には水草の寿命というのはないと思った方がよいです。
厳密に言えばある程度の寿命というのが有るのかもしれませんが、その寿命が到来する前にだいたいの場合は、人間の管理ミスで駄目に成るようです。

今回の現象もそういった管理上の問題であると考えられます。
水草が上手く育ちだすと、日常的な水槽メンテナンスと草のトリミングだけを行えば、半年とか１年といった長いスパンで水草が綺麗に生長しますが、その期間の中では確実に濾材や底床などに汚染物や老廃物が蓄積されていますので、日常のメンテナンスの他に施肥をしたり底床掃除や濾材洗浄など適切な対処をしていかなければ、１年とか２年といったスパンでの継続的な維持は出来ません。

植え込んでから２〜３回のトリミングで駄目になるのは、環境その他が草に合っていないため、そもそも上手く育てられていない状態。
半年以上維持できているのだが徐々に状態が悪くなっていくというのは長期的なサイクルで行うメンテナンスが正しくできていないということだと思います。

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