よしを’S質問箱
- Q689.アオコの発生の要因
- 【ゆーへさんからの質問】
二度目の質問です。ご迷惑おかけいたします。
ただいまアオコ大量発生(水槽の水が緑色で視界がゼロ状態)で困っています。
以前の質問箱を見たところ殺菌灯は駄目で活性炭などが良いと言う結論があるようですね。
僕の場合はその発生原因について知りたいというのが相談の内容です。
僕の水槽のファクターは
○40cm水槽
○照明 :8W×2
○濾過装置 : 「アクアテロリスト」のコーナーにあったOT-45改が一個
(真似させていただきました♪)
○濾材 : シポラックスもどき(そばのアクアショップのオリジナル商品)
※ただし投入初期でバクテリアの生息は期待できません。
○生体 : ニューギニアレインボー ×4
オトシンクロス ×5
○水草 : ミクロソリウムノーマル・セミナロー・本ナロー・ウィンディブロ
レッドリーフバコバ、ロタラ、Aナナ
○CO2 : 発酵式(500ペット)
※ただしエアレーション無しなので夜間取り外しています。
○底床 :大磯の細目 経過一ヶ月
濾過能力は多分いまいちだと思いますのでそれが原因の可能性があると考えています。
しかしそれより気になる事があります。アオコの発生のタイミングがと、ある活性炭の投入のタイミングと重なっているんです。その活性炭には「ミネラルや栄養素が豊富に含まれています」と銘打ってありました。(安い活性炭を探していたので特に気にはしませんでした。)普段魚の食べ残しがあります。富栄養の可能性もあるでしょうか?富栄養とはどの程度からが富栄養となるのか目安があったら教えてください。
また、濾過装置は今のままで大丈夫でしょうか?例えバクテリアが発生してもアオコの原因となるでしょうか?
また、アオコの除去を目的として大量の水替えを行いたいのですが(細かく水替えしましたが効果はありませんでした。)PHショックに弱いとうわさのオトシンが不安です。どの程度までならOKでしょうか?(水槽何分の一とかでお答えいただけると嬉しいです。)家の水道水は弱アルカリ(7.2位)です。勿論塩素除去は行いますがそれでも水槽内のPHとは0.5以上違うと思います。「アンチ薬品」のよしをさんにこんなこと聞くのも失礼かもしれませんがPH調整剤を用いたほうが良いのでしょうか?自分も薬品は色々な意味で嫌いなので出来れば使いたくないのですが・・・
- A689.アオコの原因
- お使いの環境では濾過がまだ安定して機能していないため、水質が悪化傾向にあることに加えて、水槽水が富栄養になっているためにアオコが発生しているのではないかと思います。
変な活性炭もかなり怪しいです。
聞くところによると活性炭は浄水場を初めとしてあらゆる工業設備で大量に利用される事が多いので、アクアリウム用などで販売されている活性炭の中には、そういった施設で使い終わって廃棄する物を再利用している場合があるとの事です。
ミネラルや栄養素が含まれてるって、そういった物を吸着濾過させた使い古しではないのか?という疑問がわいてきます。
まずは濾過が安定するようにすること。
そして水の富栄養を防ぐこと。
この二つが大切かと思います。
富栄養化防止にはこまめな換水に加えて、マツモとかカナダも等の安くて丈夫で良く育つ草を投入して、水草に栄養分を吸収してもらうという手が有効です。
現在の環境ではCO2は不要ですので、場合によっては濾過の安定を妨げる可能性もあるCO2の添加は中止した方が良いです。
水換えを大量にしたい場合は、やはり1日に3回程度の少量の換水を何度も繰り返して、水槽水を水道の水質に近づけておいてから、大量の換水を行うべきだと思います。
もしくは魚を水槽の水と一緒にバケツなどに待避して、水槽の水を全て取り替えてから、新しく魚を買ってきたときと同じように時間をかけて温度合わせ水あわせを行ってから魚を水槽に戻します。
ただ、やみくもな大量換水は濾過にとっては逆効果の場合もありますので(バクテリアにダメージを与える)十分に気を付けて判断して下さい。
濾過のためにもエアレーションは実施した方が良いと思います。
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