よしを’S質問箱
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Q645.外部ろ過装置の自作について
【隊長さんからの質問】
はじめまして。いつも拝見しております。まるで教科書のようで非常に助かっています。
さて見出しの件につき質問させてください。
うちの小さい池を潰したところ、水循環に使っていたエーハイム1048・1046が各2個ずつ余りました。また広口のポリ瓶2リットルと4リットルがあるのでパワーフィルターの自作でもしようかと思っています。(ただポンプが余ってもったいないって感じが強いだけなんですけど・・・)
ふと気がついたのですが、パワーフィルター内部の圧力は負圧正圧どちらになっていますか?排水側にポンプをつけたほうが負圧になり、万が一フィルターから水が溢れ出すことがないかなと思うのですが・・・。
大まかな構造ですが、とりあえず蓋の中央からストレートパイプを底部まで下ろして水を注ぎ、蓋の中央より少し横に短いパイプをいれてろ材を吸い込まないようにスポンジを通して排水しようかと思っています。
これが成功したらパワーフィルター全部で4台!って狸の皮算用ですが、ご意見をお聞かせください。宜しくお願いします。

A645.外部フィルターの自作
外部フィルターの自作は昔からよくやられていた事です。
アクアショップなどでも塩ビパイプを使ったフィルターがよく使われております。
お察しのように、外部フィルターなんて濾材を入れておく容器にポンプで水を送れば出来るわけで、ポンプさえ有ればあとはどういった容器に濾材を入れるかという事だけが問題となります。
パワーフィルターのポンプは濾材の入る部分の上に有り水を(濾材の入る部分から)吸い出しているのが通常の形態です。
濾材部分は負圧になっていて、濾材容器の密閉性に問題があっても水漏れしにくいように考えられていると思います。
ですから自作する場合も基本的にその考えに従って水槽から引き込んだホースを濾材容器に導き、濾材容器の先にあるポンプで吸い出し、水槽へ水を送り込むという方法です。

濾材容器には水道配管用の塩ビパイプを使うケースが多いです。
パーツが色々とそろっていて、太さも色々なサイズがあるのでやりやすいです。
基本的には100mmとか200mmとかの径のパイプに上下に入水部分と出水部分を取り付けて両端を掃除口で塞げばOKです。
あまり大きな径の掃除口だと密閉性が悪くなるので注意が必要です。

他には3Lサイズとかのビール樽(アルミで出来ているやつ)を加工して濾材容器にしてしまうと言う楽しいやり方も有ります。

いずれにしても水漏れなどには十分注意してやって下さい。
もちろん実施するときには自己責任でお願いします。

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