よしを’S質問箱
- Q572.各器具のCO2添加効率について
- 【JUQUIさんからの質問】
パレングラスなどの細泡方式拡散器とスパイラル拡散筒とではどちらがCO2溶解効能力が高いのですか。スパイラル拡散筒のパンフレットには約90%溶けると書いてあったのですが。本当のところはどうなのでしょう。
- A572.拡散機器いろいろ
- 拡散装置ですが単純な貯ガス式のもの以外ではどれも、そこそこの溶解能力が有りますから、選ぶ場合は好みで選んだ方が良いのではないかと思います。
見た目のディスプレー効果(パレングラスやスパイラル拡散筒は見栄えがする)も有りますし、メンテナンスの容易度なんかも考慮点だと思います。
溶解率だけで比較する場合は
1使用するCO2をいかに無駄にせず100%溶解させるか
2いかに水槽水中の溶存二酸化炭素濃度を多くするか
の2点では考え方は違ってきます。
1の場合は外部拡散筒を使いあまり多くのCO2を添加しなければ望み通り100%を達成できます。
2の場合は拡散装置自体を複数用いたり、ある程度の無駄を覚悟でガンガン添加する必要があるでしょう。
実際にお店でディスプレーされているスパイラル拡散装置を見てもCO2のガスが一番上までたどり着いて水面へ逃げていくのを見たことがありますし、たしかJBLのスパイラル拡散装置の周辺機器で水面まで逃げてしまったガスを透明のアクリルボックスのような物でキャッチして逃がさないといった物も有ったと思いますので、通常の細泡方式の拡散器と比べてそんなに大きな違いがあるようにも思えませんが・・・
ただ単にCO2を逃がしたくないだけなら外部拡散装置がお勧めです。
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