Ｑ５７０．ｐＨショック

【MASAコリさんからの質問】
初めまして熱帯魚を飼育しだして半年の初心者です
ｐＨの差が大きいとショックで死んでしまうと聞きますが
どれくらいの数値のことを言うのでしょうか？
またｐＨショックを受けた熱帯魚の状態は？
うちの水槽は底面濾過に切り替えて1ヶ月経ち現在ｐＨは7.5から7.8くらいで
井戸水(GH=1 pH=6〜6.5）を使い1週間に1度水を交換しています

Ａ５７０．ｐＨ変動の許容幅

ｐＨ変動が大きいと最悪の場合ショックで死んでしまうこともありますし、そこまで至らなくともそれが原因で体が弱り別な病気に掛かって死んでしまうことも有ります。
ですから換水時の温度差とｐＨ変動はなるべくすくない方が良いです。
実際には換水前と換水後変動幅は０．２以内という人も居ます。
個人的には出来れば０．５以内におさめておくべきではないかと思います。

換水によるｐＨの変動は換水用の水のｐＨと水槽水のｐＨの開きだけで考えるのではなく、換水前の水槽のｐＨと換水後の水槽のｐＨの変動でとらえて下さい。
ｐＨ７．５の水槽にｐＨ４．０の水で換水しても１２０cm水槽で換水量が１０リットル程度なら何の問題も有りません。

換水用の水と水槽水のｐＨ値が離れている場合は換水する水量を減らすことで、換水前のｐＨと換水後のｐＨの変動を小さくすることが出来ます。
換水する量を減らし換水頻度を上げるといった対応で対処可能だと思います。
（１／２の量を週１回の換水から１／４の量を週２回換水すれば良いわけです。）

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