よしを’S質問箱
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Q457.ゼブラダニオの異変について
【みずほさんからの質問】
水槽立ち上げ1週間のビギナーです。
私の水槽には、ネオンテトラ、ゼブラダニオを飼っています。
熱帯魚屋さんの言うとおり1日カルキ抜きし、バクテリアを入れ水を作り、その後
魚を入れましたが、毎日一匹ずつ死んでいきます。
よく言われる白点病等の症状はないようです。
今まで死んできたネオンテトラは、水槽の下でほとんど動かなくなり死んでいきます。
今は、ゼブラダニオが白っぽく(黒線が消えかけている)なって元気がありません。
ちなみに水槽には、重要な濾過装置はありませんが、他の装置はひととりあります。
また、水温は27℃前後です。ph等は図ったことはありません。
一体何が原因なのでしょうか?

A457.重要な濾過装置
原因として予想されるのは濾過装置が無い為に水中のアンモニアや亜硝酸の濃度が危険な値まで上昇しているということです。

重要な濾過装置とおっしゃっていますが、まずはその濾過装置がなぜ重要かということを十分に理解する必要が有ります。
熱帯魚は我々と同様に物も食べれば排泄もします。
それらの行為によって水槽の水の中にはアンモニアが存在します、またそのアンモニアが分解されて亜硝酸という物質に変化します。
アンモニア、亜硝酸ともに猛毒の物質で、それらが水槽水の中に溜まると熱帯魚を毒水に浸けている事になります。
そうならない為に濾過という仕組みでアンモニアや亜硝酸という猛毒物質を無害な硝酸塩に変化させ処理してしまうのです。
従って濾過の仕組みの無い水槽で魚を飼育することは魚を毒水の中で飼育することとなり、魚は死んでしまいます。
濾過についての詳しい内容は「よしを’s濾過話」を参考にして下さい。

ところでどうして重要と知りながら濾過装置を設置していないんでしょうか?
水槽のデータが有りませんのでどういった対策が適切か判断しかねますが、高価な外部式の濾過装置や上部式の濾過装置でなくとも、500円や千円でそれなりの濾過の働きのある装置は沢山有ります。
濾過についての知識を得たなら、その知識を活用して自分の水槽と財布の中身にマッチした濾過装置を導入して下さい。

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