よしを’S質問箱
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Q445.エアーレーションについて教えてください。
【takaさんからの質問】
二酸化炭素を添加していない水草水槽では、水草にとってはエアーレーションは
あったほうが良いのか、なかったほうが良いのかどうなんでしょうか?
魚にとってはあった方がいいに決まってると思いますが。

A445.水草の呼吸
ご存知のように水草も光合成を行わない夜間には酸素を取り入れて呼吸し、二酸化炭素を排出しています。
ですから完全に酸素が不足すると水草も必要な呼吸が出来なくなるでしょうね。
それ以上に濾過バクテリアも酸素を必要とする生き物ですから、魚が居ない水槽であったとしても酸素は必ず必要となります。

もし魚も飼育している水槽で夜間に魚が酸欠になるようなら、きっと水草もバクテリアも酸素が不足していると思います。
水草水槽では活発に光合成する水草が沢山水槽に有る場合は光合成で出来た酸素で魚を含めて全ての生き物が夜間の呼吸をまかなう事が出来ますが、もし魚を飼育していないような水草だけの水槽なら、さらに必要とされる酸素の量は動物が居ない分だけ少なくて済みますので、エアレーション無しでも水草の夜間呼吸が問題なく行われる状況になり易いと思います。

いずれにしても魚が居る居ないに関わらず、エアレーションを行うかどうかは光合成によって作成された酸素が翌日まで水槽の中の生き者達が必要な量を十分に満足しているかどうかにかかっています。
それを良く見極めてエアレーションが必要か不要かを判断すれば良いでしょう。

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