よしを’S質問箱
- Q361.リシアの気泡について
- 【かじちゃんさんからの質問】
よしをさんこんにちは!
いつも楽しく、ためになっております。
また、ご質問なんですが、
リシアをリシアネットに入れて、2ヶ月ぐらいでボッコンになるぐらい育ちます。
でも、初めの一ヶ月は、ネットから殆どでないぐらい育ちません。
育つからいいかって思ってるんですが・・・
それよりも、せっかく増えたリシアから気泡がまったくでないんです。
水面に浮いてしまったリシアはたまに気泡を付けて居るんですが・・・(たぶん気泡だと思う)
やはり、照明が足りないんでしょうか?現在の飼育条件は
・アクラリウム歴:一年
・水槽:60cm、立ち上げ一年
・濾過:プライムパワー20
・濾剤:PH品、シポラックス併用
・濾過器洗浄:3ヶ月に一回スポンジのみ
・水温:25℃〜27℃
・底砂:プラントサンド(麦飯石の)
・水換え:週一回(半分)
・照明:20W×2+アルミ薄貼り、8H点灯(タイマー)
・CO2:照明点灯時添加(パレングラス:一滴/秒)
・エアレーション:照明消灯時
・アンモニア、亜硝酸濃度:毎週テトラ試薬にてチェックも常に最低濃度
・使用試薬:コントラコロライン
木酢液(換水時:水槽に対し10ml)
・水草:マヤカsp、ウィステリア、ハイグロフィラ
アマゾンソード、アメリカンスプライトが水槽の半面ぐらい。
残り半面ほどにリシア。
・魚:カラシン、グッピー等約40匹、オトシン×4、ヤマトヌマエビ×20
- A361.やはり光量
- 現在の環境でリシアに気泡が付かない一番の原因はやはり光量だろうと思います。
水面に浮いたリシアに気泡が付くのは水槽底よりも水面の方が光が良く届くからでしょう。
水中で酸素の気泡が見られるかどうかは、その気泡を付ける草自体がどのぐらい活発に光合成しているかという事と、水槽水の溶存酸素濃度がどのぐらい高くなっているかによって違ってきます。
水槽内のより多くの水草が活発に光合成を行えば水槽内の溶存酸素濃度はどんどん上がっていくわけです。
溶存酸素濃度が上がれば上がるほど新しく生産された酸素は水に溶けにくくなり、結果気泡となって我々の目に見える形に表れます。
光量を増やせばリシアもそして他の草も光合成が盛んに行われるようになるでしょう。
もちろん光量を増やしたなら、CO2や場合によっては肥料などのバランスもそれにあわせて調整する必要が有るでしょう。
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