よしを’S質問箱
分類 @@#CO2#@@
Q319.発酵しなくなっちゃった
【TAN2さんからの質問】
いつもすばらしい情報を有り難うございます。
私は発酵式CO2添加を今年の5月頃から行ってきました。
前回作ったゼリーが9月に無くなって、別のゼリーを作りました。(この間2週間位間があいてしまいました)ところが今回のゼリーでは全く泡がでてきません。はじめはCO2ストーンがつまってるのかと思い、はずしてみましたが、ゼリーが全く溶けていきません。10月に入って多少涼しくなってきたからかと思い新聞や布でおおい保温してみましたが効果はありませんでした。涼しくなるとこんなに極端に発酵しなくなるものなのでしょうか?
今年の10月は十分に暖かかった(茨城県南部)と思うのですが。それともゼリーそのものに問題があるのでしょうか。新しく作り直してはいないのですが。
よろしくお願いします。

A319.不発酵
どうしてなんでしょうね。
一番疑うべきはイースト菌ではないかと思います。
イースト菌の箱には保存時の注意書きがあると思いますが、湿気を吸ったイーストというのはその時点で発酵をしてしまいいずれ死んでしまうようです。
従って一度開封したイーストはパッケージを入念に縛ったり折り返したりして空気に触れないようにし、その上で冷凍庫などの湿気の少ない環境で保存するのですが、使い終わった後でそのまま放置したり、濡れた手で取り扱ったためにパッケージの中に水分が入り込んだりしてしまった場合、次に使おうとしたときに一切発酵してくれないといった現象が起こります。

イーストがもともと古いものを使っていたとか上記のような保存について思い当たる問題点が有るのなら、一度新しいイースト菌を購入してみてそれでやってみてはいかがでしょうか?

もしそれでも同じ状況ならやはり温度の問題だと思います。

発酵式をやっている人は蛍光灯の上や側などそれなりに温かい場所を見つけ冬でもうまく温度を保つ工夫をされています。
水槽そのものやパワーフィルターなどは常時25度程度の温度を保っているわけで、パワーフィルターに発酵ボトルをバスタオルで巻き付けておくというような方法でも温度を保てるのではないかと思います。
これからは一段と発酵式には厳しい時期ですが、自分なりにいろいろと工夫してみてうまくいく方法を見つけだしてください。


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