よしを’S質問箱
- Q317.不織布について
- 【JUNOさんからの質問】
夜分失礼します、お知恵をお貸し頂けないでしょうか。
底面フィルターの上に(砂が細かいので)不織布を敷く場合、
以下の製品の中に適切なものはあるのでしょうか?
1. クレハのクッキングシート(天然パルプ)
不燃化処理 / 無
両面シリコン加工
2. ライオン リード・クッキングペーパー(天然パルプ)
不燃化処理 / 無
界面活性剤の使用 / 無
3. 日本技研 三角コーナー用 みずクリーン(ポリエステル・ポリエチレン)
特殊スパンボンド不織布
不燃化処理 / 無
溶け出す様な成分は無いとのこと。
パルプという素材には問題ありませんか?
それとも化学繊維の方が望ましいのでしょうか???
私は一ヶ月前に水槽一式を換えてから 1.のクレハ製を使っています。
変死が何度か続いたもので気になりました。
魚が多い場合は水草は少ない方がいいのですか?
(養分を草に幾らか処理させるつもりでした)
- A317.よけいなものは無い方が・・
- まず底面フィルターの場合、底面フィルター用のスノコ板の隙間から砂が下に落ちるかどうかという以前に、フィルターとして、すなわち濾過装置として機能するためには使用する砂利の粒のサイズが大きく影響してきます。
底面フィルターを使うのならばスノコの隙間からどんどん砂が下に落ちてしまうようなサイズのものでは、基本機能としての濾過が正しく働かない可能性も考えられます。
また底面フィルターのスノコは砂の粒よりも多少広くてもスノコの下に砂がどんどん入ってしまうという状況にはならないものです。
多少の入り込みはあるかもしれませんが問題になるレベルではありません。
底面フィルターのスノコの下に砂が入り込むことを気にされているようですが。
- 本当にどんどん入り込んでどうしようもないぐらい小さな粒の砂ではそもそも底面フィルター用の砂(=濾材)として使用するには不向き
- 多少は入り込むが粒が小さくてもスノコで止まっている場合は、スノコの下に砂が入り込む事をそれほど気にすることではない
と思います。
逆にそういったことを気にしてよけいなものを水槽内に持ち込むとそれが原因でいろいろな不具合を引き起こす原因となる場合も多いので、できる限りそういったものは持ち込まないというのが良い方法だと思います。
魚が多い場合には必然的に苔がでやすくなります。
苔が出やすいということはそれなりに光量を与える環境では水草にも苔が生えてしまいます。
水草に苔が生えると水草は死んでしまいますので、結論的には魚が多い水槽では多くの水草を維持しようとするのは難しいです。
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