Ｑ３１３．ロタラ・ロトンディフォリアについて

【拝師甲太さんからの質問】
ロタア・ロトンディフォリアの育成方法や扱い方を教えてください。光量、ＣＯ２量、水質（ｐＨ、ＫＨ、ＧＨなど）、水温、メンテナンス、肥料、増やし方など他にもあれば教えてください。
現在の僕の水槽は、４５�p水槽です。照明１５Ｗ×２（３波長形昼白色、トロピカルレッド）、水温２５℃〜２６℃、ｐＨ６，５〜７，０、ＫＨ不明、ＧＨ不明、ＣＯ２不明（発酵式）
水草、アナカリス×２０本、アンブリア×３０本、ハイグロフィラ・ロザエネルヴィス×４束、コリムボーサ×１ポット、アヌビアス・ナナ×２ポット、南米ウィローモス
混泳魚、ネオン・テトラ×１匹、ブラックネオン・テトラ×４匹、コリドラス・パレアトゥス×４匹、大和沼エビ×５匹、オトシンクルス×２匹
もし、ロタラ・ロトン．の育成環境に合わせるならば、他の水草や混泳魚は育成出来るのでしょうか。逆にいえば現在の環境でロタラ・ロトン．は育成が可能なのでしょうか。
それと、底砂にじゅうたん状に水草を植えたいんですけど現在の環境又はロタラ・ロトン．の環境で育成出来る水草を教えてください。（例グロッソスティグマやウォーター・マッシュルームなど）南米ウィローモスは流木に活着させる予定なので除いてください。

Ａ３１３．まずはやってみましょう

ロタラ・ロトンディフォリアの育成ですが、一般には容易種と呼ばれていますので初心者の方にでも比較的簡単に育てられるケースが多いようです。
水質的には弱酸性から弱アルカリ性まで許容範囲は広いと言われています。
二酸化炭素が無くても育つもので添加をすれば葉の色がピンクになり綺麗になります。
光も特に高光量でなくても良いようです。

ただ、投稿された質問内容をみますと、どうもデータに神経質に成られすぎているように感じます。
もちろんごく一部の水草では底床はこういった物を使ったほうが良いとか、ＧＨやＫＨは低いほうが良いなどという、水槽内育成におけるかなり絶対的に近い育成条件を持っているものもありますが、ほとんどの場合はある程度の標準的な水草水槽の環境で育成できます。
もちろん常々申し上げております通り水草育成というのはデータの通り行かないのが普通で、いくら整った環境であっても植え込んだ水草がうまく育たない場合も多々あります。
そしてそういう場合の解決策もまた、特効薬とか決まりきった正解というものは存在せず、ある水槽で上手く行った対処法が他の水槽でも有効かといえばそうでない場合も多いですし、その方法とまったく逆の方法をとったところ上手く行ったというケースも少なくないです。

ということで、一部の難種や特殊なものを除いては標準的な環境でとりあえずやってみる事から始めれば良いのではないかと思います。

水草を始めたばかりなら赤系などの難しいものを避けまずは何種類かの水草が上手く育ち苔もそれほどつかなくなることを目指しましょう。
それがクリアできるまでは自分の育てたい水草だけにこだわらず、できるだけいろいろな水草をチャレンジしたほうが良いでしょう。

水草水槽に少し慣れてき頃に自分の育てたい草やそれまでにチャレンジしてどうしても上手く育てられなかった草などに再挑戦するなど少しずつ草へのこだわりを持ってやってみるのが良いでしょう。

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