よしを’S質問箱
- Q290.ハイグロフィラ・ロザエネルヴィスについて教えてください
- 【拝師甲太さんからの質問】
買った時は、小さな葉っぱで赤みがあって綺麗だったんですけど日がたつにつれて葉っぱが長細くなって赤みも消えていきました。*15w蛍光灯(三波長形昼白色、植物育成用観賞用)、上部式フィルター(テトラバイオマット、P-CUT、純正マット)、二酸化炭素(CO2小型拡散筒とボンベ、CO2リキッド)、砂利(名前忘れました2mm〜3mmのものピンク色)、pH約7,5、KH不明、GH不明
そして、さらに赤みが消えた後元気がなくなったようにしおれてしまいました。
原因があれば教えてください。
- A290.ハイグロは侮れない
- ハイグロフィラというのは、ほぼどんなアクアショップでも安価で扱っている種類で、パイロットプランツに良いとか、初心者向きと言われますが、マニアの中では「有茎はハイグロに始まりハイグロに終わる」と言われるぐらい奥が深くきれいに育てるのが難しいと言われています。
その中でも特にポリスペルマとロザエネルビスは綺麗に長期維持するのが非常に難しいと私は思います。
症状としては
- 下葉が枯れて落ちる
- 葉に穴があく
- 節間が長くなる
- 葉が細く長くなる
- 茎が堅くなりポキポキと折れる
等がよく起きます
1と2はハイグロに限らず水草全般に対する環境が整っていないような場合によく起きます。
濾過がきちんと機能していて光量やCO2を満足させることで改善されると思われます。3と4は光・肥料・CO2等のバランスが適していないとよく起こります。
5についてはなかなか難しい問題で、3〜4回トリミングをした頃からこういった症状が出だす場合があるようです。
それまでは問題なく育っていたのに・・・というケースが多いようです。
一説によると「ハイグロは土壌バクテリアもあまり繁殖していないような新しい底床でよく育ち、底床がこなれてくると育たなくなる」というふうにも言われています。
こまめに底床の汚れを掃除するというのが対処法だと思います。
次にロザエの特徴ですが
- 貧栄養状態にすると上部の葉の赤がよく出る。
- 底床肥料などで栄養分を与えると上部の葉も緑や茶色になる。
- 鉄分を与えると赤が出やすい
- 赤色が綺麗に出るかどうかは光の質によっても変わる
と言われています。
水草水槽を目指すので有ればP−CUTは使わない方がよいのではないかと思います。
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