よしを’S質問箱
- Q214.水槽の引越し
- 【渡辺さんからの質問】
いつもご回答いただきありがとうございます。
水槽を引っ越しすることになり、技術集の水槽の引越しの仕方を拝見いたしました。
その中で、パワーフィルターは中の水を抜かないでそのまま輸送OKとありましたがバクテリアが酸欠になる心配はしなくていいでしょうか。
もう一つ質問させてください。
水草水槽の場合、水温は24℃から26℃くらいが適温となってますが、24℃以下
で維持することは可能でしょうか。
- A214.バクテリアの引っ越し
- 引っ越し時にフィルターをどのぐらい停止していても影響が無いかという問題ですが、短いに越したことはないですが私の経験から判断するとまる1日程度ならバクテリアへのダメージは有るながらも、引っ越し先で濾過自体が出来なくなってしまうほどのダメージは無いと思います。
通水していなければ酸素の供給自体が絶たれますが、分解するべきBODもゼロになるため必要とする酸素量はそれほどではないと考えて良いのではないでしょうか。
水草水槽の水温を24度以下で維持することにはなんら問題はありませんが、夏場には30度近くの水温になり、冬場には20度近くの水温になるという温度管理では水槽内に季節が出来てしまうため、1年草の水草や熱帯育ちの水草にはかなり影響が出ると思います。
結論として1年を通してあまり変動が無いようにすることが出来れば20度〜24度の間でも水草水槽は維持できると思います。
ただ、通常の水草は24度を下回る水温では一般的に活性が下がりますし、20度を下回る水温では活動する濾過バクテリアも通常の物とは異なってくることも考えられますので、水槽バランスとしては難しくなるかもしれません。
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