よしを’S質問箱
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Q138.グッピーの尾ぐされについて
【岡本さんからの質問】
自家繁殖した国産グッピーが次々と尾ぐされ病になります。
水槽は何台かあるのですが、どれもpHは7.0ぐらい、総硬度は4ぐらい、亜硝酸、アンモニアはほぼゼロです。
換水は週に一度。三分の一から二分の一底床より主に。水温は26度前後です。
雌は発症している物は見かけたことなく、幼魚にも見られません。
きれいに尾が開いた雄に限ってまず尾鰭の先端の透明部分がなくなり、徐々に溶けるようにして進行していきますがすぐに死ぬと言うこともありません。
ショップなどに行くとよく同じような症状のグッピーが売り物として出されていますがこれは仕方のないことでしょうか。
淘汰するのはあまりにかわいそうなので、とりあえずメチレンブルーの入った水槽で隔離しています。
青い水の中で元気に餌を待っています。

A138.病気か体調不良か?
グッピーに限らず体調や栄養が偏った場合など、魚の鰭が熔けたようになる場合も多いです。
人間でも生活のリズムが崩れたときなど、女性のお肌が荒れるのと同じ様な物と思えばいいでしょう。
ショップにいる魚は袋詰めにされて長期間絶食し輸送されてきたりしますので、そういった意味でショップなどで見かけるのは半数程度がこういった原因で鰭が綺麗じゃないものが居ます。

お伺いしていると雄の鰭だけであること、その後死ぬと言った現象につながっていないことから判断して、こういった体調不良が原因ではないかと思われます。

ブラインシュリンプなどの栄養価の高い餌を与えると回復するかもしれません。
特に稚魚には栄養価の高い餌を一日数回与えるようにすれば成魚に成ったときの状態が良くなると思います。

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