よしを’S質問箱
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Q87.弱酸性のph維持方法について
【Vogelさんからの質問】
こんにちは。
現在3週間ほど前に立ち上げた60cm水槽でパイロットとしてネオンテトラ19匹とヌマエビ9匹を入れています。 初期にエサをやりすぎたせいか苔が1日にして水槽中に繁殖し、慌てて取り除いた後は落ち着いてNO2も問題ないレベルです。
このまま順調に水が安定したら秋頃にアピストを入れたいなぁと思っています。
ところでウチの水道水はph7.5の弱アルカリ性なので南米系の魚には(繁殖を考えると特に)宜しくないようなので、ピートを入れるとphが下がるらしいということを聞き、あるショップにいって訊ねたところエーハイトーフを勧められて(フィルタが同じエーハイム2213ということもあって)購入はしたものの、ハタと考え込んでしまいました。
等々疑問が浮かんできて、投入を見合わせています。 皆さんどうやって弱酸性のphを維持されているのでしょうか?
A87.使用は汲み置き水で
ピートの使用については私は(特に使用し始めならなおさら)濾過装置や水槽の中に直接入れるのではなく、換水用の汲み置き水を入れておく容器(私はホームセンターで買ってきたゴミ用ペール45Lを使っていました)等に洗濯ネット等に入れたピートを沈めてエアレーションした物を使うことをお勧めします。

こうすれば換水前にその汲み置き水のpHを測定してpHの状況を確認できますし、そうすることで換水前の水槽のpHに合わせるといった調整の余地もうまれるわけです。

私もピートを昔少しだけ使ったことがありますが、やはり使用しているとだんだんと効き目が悪くなってきます。
だいたい1ヶ月〜2ヶ月程度で交換する必要が有るでしょう。

もちろん効き目が出ているとその分水が茶色く色が付きます。
いわゆるブラックウオーターってやつになります。

ピートを入れたブラックウオーターにはpH降下以外にも魚に対しては有効な色々な作用があるらしく、魚中心で飼育しているようなアクアリストの中には好んで使用している人も居るらしいですが、水草水槽ではやはり鑑賞という観点から水に色づくのは好ましくないため使用するケースは少ないようです。

pH降下剤の主成分は水草に吸収されやすいという特徴があるので水草水槽ではあまり使わずに、逆に水草育成のために添加しているCO2の溶解量を調整してpHを変化させるのが通常ですが、アピストなどの魚飼育水槽の場合は底床の無いベアタンクで飼育する(または底床があってもゴミなどをまきあげないように水草などをあまり植えない)のが普通ですからそういった環境ではpH降下材をしようするケースも多いようです。

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