よしを’S質問箱
- Q79.マツモの上手い育成法について
- 【藤田 さんからの質問】
よしをさん,こんにちは。
以前,南米ウィロモスの育成法を教えていただいた藤田と申します。
じばらくはモスは”大丈夫かな”という状態でしたが,ある時期から爆発的に
増えたので喜んでいます。
さて,私,夏向けの水槽をと考えていまして,マツモを使ったのですが,
導入して1週間ほどで葉の部分が白っぽくなり,溶けていってしまいます。
(私の友人も同じ経験をしています。)マツモは育成が容易と聞いていたのに,
どうしてでしょう?条件はだいたい以下のとおりです。
- 45cm規格水槽にアピスト1ペアとオトシン2匹。(導入して3ヶ月ほど)
- フィルターはテトラの外掛け式フィルター。
- ライトは15ワット×2,CO2添加なし,大磯砂にマツモを差し込んでいました。外の水草はバリスネリア2株,アヌビアスナナナロー1株,タイガーロータス2株,アマゾンフロッグビット若干(こいつらは順調です)。
- 水温28度,PH7,NO2は市販の試薬では検出されず。
モスといい,マツモといい,普段相手にされないような種類ばかり質問して申し訳ありませんが(笑),よろしくお願いします。
- A79.難しい問題
- う〜ん、何がいけないのでしょうか?
特にこれと言った問題点は無いように思います。
特に問題は無いのですがマツモは根を張らないので通常水中に浮遊させて維持することが多いです。
底床への植え込みをやめて水面付近に漂わせるようにしてみてはいかがでしょうか?
光の当たり具合も変わって状況が良くなる可能性が有ります。
もしそうして状態が良くなったならその後にまた(レイアウトのために植え込みにしたい場合は)底床への植え込みスタイルに戻せばいいでしょう。
他に考えられる可能性としては、環境が変わったためという可能性もあります。
弱い水草でなければ環境が変わって一旦もとの葉が溶けたり頂芽が白くなっても、環境になれると脇目を出して、その環境に合った葉を展開し出す場合が多いです。
CO2添加無しという事ですが換水をすれば幾分かCO2が補充されます。
水質改善にもつながりますので、換水頻度を1.5〜2回/週でしばらく様子を見られては如何でしょうか?
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