よしを’S質問箱
- Q78.アクアテラリウムについての質問
- 【偽TAGさんからの質問】
『アクアテラリウム』を始めようと思ったのですが、後ろ側の底上げがいまいちよくわかりません。
『プラケースを使う』というのは大抵の雑誌に書いてあるのですが、それをやるとケース内の対流が起こらなくなって部分的に腐敗しませんか?底砂はアクアソイルでやりたいのですが・・・。
必要ないとは思いますが、一応使用予定ウェポンを・・・
水槽:60センチ標準
照明:20w二灯式に照明用のリフトを付けたものが二つまで可能
濾過:JAQUNO301
CO2:JAQUNO外部撹拌式(パワーフィルター連結のヤツ)
生体:キンセンラスボラ(f1,f2,f3...)/ルブラレッドファントム
/チェッカーボードシクリッド/パロトキンクルス/
ブルーアイラスボラ(f1,f2)/やまとぬまえび
- A78.テラは便利な濾過システム
- たしかに仰るように水槽内にプラケースのような物を逆さまにして設置するのは良くないような気がしますね。
完全に水が滞りますしゴミなどが貯まりやすくなりそうです。
もし、やるのであればプラケース全体に大きめの穴を沢山あけて水が通るようにしておけば良いのではないでしょうか?
あともう一つは強制的に水を循環させつつ濾過機能の一部として利用してしまう方法です。
テラ部分には陸上の植物を植えるのが普通ですが、そうするとその植物の部分にも水と栄養分を供給しなければなりません。
よく考えてみればすぐそばに水がありそこには栄養分までふんだんにあるわけです。
これを使わない手は無いですよね。
水槽の水がテラ部分にも回って栄養分を運ぶ・・・
もっと積極的に考えればテラ部分に硝酸塩を含めて濾過をしてもらうというふうに考えるのです。
方法は色々ありますので、簡単にイメージできるよう凄く不自然なやり方をこれから説明します。
- まずエーハイム2213を1台用意します。
- エーハイムには底にセットする足のついたスノコのような部品が付いていますが、場合によってはそのスノコの足を延長して嵩上げする量を少し多くしておきます。
- エーハイムの中には適当な濾材を入れましょう、シポラックスでもエーハイサブストラットでも良いでしょう。
安く済ませるなら大磯砂や焼き赤玉でも良いでしょう。
- さあ、その2213は蓋をせずにそのまま水槽の中へ入れましょう。
- エーハイムの下にある吸水口(通常なら水を吸い込む方)にホースを接続してそのホースにポンプを取り付けます。
- ポンプからの排水を水槽内に設置したシャワーパイプに接続します。
- 水槽内に設置した蓋の開いた2213の濾材の上に陸上の植物を植え込みます。
- 2213の容器の高さが高すぎる場合は適当なところでぶった切って容器の上部から適当に水が入り込むような高さに調節します。
どうでしょうか?
これなら水槽の外に邪魔な濾過器を設置する必要もないし、これぞ硝酸塩の除去までをサイクルに取り入れた完全な浄化システムだと思いませんか?
2213を1台壊すのはもったいないですから、それに代わるような容器を準備すれば非常に安く出来上がると思います。
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