Ｑ３７．アポノゲドンについて教えて下さい

【アーチャーフィッシュさんからの質問】
アポノゲドン.ウルヴァケウスのことなんですが、つぼみらしい芽を、がんがん出してきてるんです。
これを買った熱帯魚店に聞くと花を咲かせると休眠状態に入るそうなので怖くていつもその芽を摘んでます。
水槽に入れてすぐから、その芽を出して来ているのですが、これは、株が危ないから出してるのでしょうか?それとも、株の調子が良いのでしょうか?
あと切っても切ってもすぐ新しい芽が出てくるので、よけい不安です。
そのへんのことをよろしくお願いします。

Ａ３７．花はなるべく咲かせない。

アポノゲトンが休眠状態に入るというのは事実ですが、必ずしも花の開花と一致しているかと言えばそうとも限らないように思います。
確かにアポノゲトンに限らず花を咲かせたり子株を作ったりするのは親株の体力を消耗しますから、意図的に花を見てみたいとか子株を取りたい、種を取りたいといった事が無い限りはなるべく花を咲かせないようにした方が良いでしょう。
種類や個体差によって頻繁に花芽を出す物とそうでない物とがありますので、頻繁に花芽を出すのがおかしいかどうかは不明ですが、多くの水草は根に刺激が有ったりした場合（植え替えするとか）に危険を感じて子株や花を出すことが多いですから、この場合もしばらくすれば花芽を出す頻度が下がることは考えられます。

花芽が出る出ないに関わらず新しい葉を出しながら元気に成長しているかどうかが重要だと思います。
とりあえず花芽はすぐにカットするとして、新葉がきちんと展開していればそのままで良いと思います。

アポノゲトンの場合温度変化が休眠に入る最も大きな要因だと思います。
春から夏にかけて水温を上昇させると夏の終わりから秋口で休眠してしまうケースが多いのではないでしょうか。

よしを’ｓ質問箱トップへ

よしを’ｓホームページへ