よしを’S質問箱
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Q19.貝殻の入った砂を使ってしまった。
【312Tさんからの質問】
こんにちは。始めて書き込みます。
美しいHPにひかれて小生も水草水槽にtryしてみたのですが、いきなりをやってしまいました。
買ってきた底砂が貝殻を結構多く含んでいるのを水槽をsetして水草も植えてしまった後で(しかも10日位経っている)発見してしまいました。本当なれは、ここで新しい底砂に替えてやれば良いのでしょうが、下記に条件でこのまま再setせずにokかどうかご教示頂ければ幸いです。
CO2 発酵方式で常時添加 はE-ハイム2213でPHの調整の為を濾過槽に入れています同時にイオン交換なるものをいれています。 PHは7.0位で週に1/3換水していますが、硬度等は計測していません。上記のような条件で、アマゾンや、ヘアーグラス、パールグラス、アマゾンチドメグサ、リスのシッポの等は育てることが出来るのでしょうか。
PHは約1週間で0.3-0.5程度上昇している様子なので、ピートの添加量を増やしてPHを下げる方向で対処しています。
A19.一般的な水草を育てるだけなら。
まず、結論から言いますと交換や酸処理等をして貝殻のない底床に変更するか、それとも現在のまま行くかは自分の好みで決めて下さい。
pHや硬度が変動したりして思った草が上手く育たない原因は何百何千と存在するのが普通です、だから貝殻のない底床に換えたからと言って、急に今まで育たなかった草が何でも育つようになるわけではありません。
しかしながら逆に言えば、草が育たない原因の何百の中の1つに成る可能性は十分に考えられるわけで、そういったマイナス要素の因子はひとつでも少ない方が良いのは言うまでも有りません。

もしこれから水草をやっていき上手く育たない草に遭遇したときに「この底床のせいで・・・」と精神的に苦痛を感じたりするようなタイプの人ならば、いまのうちに交換してしまった方が良いでしょう。
貝殻もCO2添加しながら長年(10年以上)使い込むと水に溶けだしてほとんど無くなるはずです、水槽や自分の技術力とともに底床を熟成させながら、その年々の水草の楽しみ方が出来るような人ならばそのままでもOKでしょう。

質問に上げられているような水草ならば(リスのシッポを除いて)たいがいの環境で育てることが出来る種類ですから、多少の貝殻は気にしなくて大丈夫でしょう。
リスのシッポだけは硬度だけでなく色々と条件の厳しい草ですから上手く育たないかも知れません。

どちらにしてもその気になればアクアリウムは長年続けられる趣味ですし、そうなると今の底床とも長年おつきあいをするわけですから、それを考えて今のうちに良い物に交換するも良し、多少質が悪くとも年期でカバーできるまで熟成するも良しだと思います。

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