よしを’Ｓ質問箱
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Ｑ１７．パワーフィルターについて２
【Feverさんからの質問】
質問箱のＱ２でパワーフィルターについてといゆのを読みました。現在、パワーフィルターの購入を考えています。よしをさんは、エーハイムをお奨めですが、（私も以前はエーハイムがいいと思っていましたが）最近になって、ＮＥＯ−３０１が急に気になってしまって仕方ありません。パワーフィルターとしてはやっぱしエーハイムなんでしょうか？ＪＡＱＮＯ　ＮＥＯ−３０１スタータキットは、高い買い物でしょうか？一生物として買いたいので、アドバイスお願いします。
Ａ１７．最後には自分の気に入った物を
ジャレコのパワーフィルターは１〜２年ほど前から売り出されました。個人的には国内メーカーだし後発なので安価で高性能を提供して欲しかったのですがアクア業界の悪しき習慣によって、かなり高い価格設定になっていますね。
（アクアリウムという趣味の裾野を広げるには小中学生がお小遣いで買える程度の価格設定も大切だと思うんですがねぇ　＞アクアメーカーさん）
パワーフィルタ選びのポイントとしては でしょうか？
もちろん濾過能力は言うまでもありませんが、この点に関してはどのパワーフィルターでもサイズ相応の能力がありますから特に悩む必要は無いでしょう。

上のポイントを比較するには実際に使っている人に聞いてみるのが一番でしょうが、最近の角形の濾過器は密閉度やエアーがたまった場合の抜け方に構造的問題が有るような話を良く聞きます。
実際エーハイムの２２２○シリーズにはそれまで無かったワセリンがセットに含まれているそうです、ワセリンが含まれていると言うことは各接合部分に塗って密閉度を上げなさいと言うことであり、裏を返せば旧型の丸い濾過装置より密閉度が低いという事を示しているのではないかと思います。

ＮＥＯシリーズも発売当初ヒーターを内蔵するタイプのヒーター設置部分でかなり水漏れ事故が発生したらしいです（実際には半分以上がユーザーの設置ミスだったらしいが）色んな所にキャップや接続部分やタップがあり本体も角形ならパッキンの密閉度も下がって当然だと思うのは私だけでしょうか？

それからメンテナンス容易度というのは大切だと思います。
Feverさんも仰っているようにパワーフィルターは消耗部品を取り替えてちゃんとメンテナンスすれば１０年でも２０年でも使えます、消耗部品の流通から考えれば現在の所エーハイムが一番だと思います。
パワーフィルターのインペラ部分はゴミや砂の噛み込みで急激に破損することもあるそうで、そんなときに会社帰りにちょっとそこら辺のショップに寄り道して買えるとすれば今のところエーハイムだけではないでしょうか？

少し前家庭用ＶＴＲが普及し終わった頃各メーカーは競って付加機能を色々と付けた時期がありました（いまでもそうだが）、スロー再生やコマ送り、デジタル静止画や画像にエフェクトを加える物・・・私は買った機械にそれらの機能が付いていても壊れるまでに１回か２回しか使ったことが有りませんでした。
もし録画時間や画像の美しさが同じとすればシンプルな機能で価格の安い方を私なら選びます。
それがアクア用品の濾過装置なら・・・・

候補に上げられているＮＥＯ−３０１はエーハイムで言うところの２２１３とほぼ同等ですね。
定価は３万円ほどですね、売値ははたしていくらぐらいなのでしょうか？
ちなみに現在関東近郊の２２１３スターターキットの相場は８千円から１万３千円程度です。

と言うことで私はエーハイムをお勧めします、それも昔から有る丸い方のエーハイムです。
とはいうものの、あくまでも趣味の物ですから最後には自分の気に入った物を使うのが一番です。
趣味の物は性能やコストパフォーマンスよりも自の気持ちがが満足するかどうかと言うポイントが重要だと思います。
他人に勧められて気に入らない物を買っても後悔してはどうしようもありません。
自分で気に入って買ったのなら多少の欠点も我慢できるでしょうしね！！

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