よしを’S質問箱
- Q15.ウエットandドライ外部フィルタについて
- 【YMDさんからの質問】
いつもお世話になっています。YMDです。
まだ、判らない点が、有りますが、ゼオライトを使用して硬度も下がりましたし、ここらで、濾過のアップを考えたいです。現状の2213と併用して2226or2227(ウエットandドライ)を考えています。2227は、2226の約3倍の能力とか?しかし、水草水槽には、不向き...その、不向きの度合いを間単に教えていただきたいのです。ご存知でしょうが、既にCO2は、5kgのミドボンですし、多少のCO2のロスだけで、済むのならば、2227でも..と思っています。
- A15.ウエット&ドライ濾過装置のメリットとデメリット
- 私が思いつくエーハイムのウエット&ドライ外部式濾過装置のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
- 濾材を一定間隔でドライ状態にして空気に触れさせた後にウエット状態にするという動作を繰り返すので、好気的濾過細菌に対して理想的な酸素補給がなされるので濾材に住み着いたバクテリアを良い状態に保てる。
従って1台でドライ濾過装置と今までのエーハイム外部式濾過装置を併用した効果があり、濾材容量に対する濾過能力が高い。
デメリット
- ウエット&ドライに向く濾材と向かない濾材があり、濾材として何を使うかが難しい。
エーハイムが出している濾材でもこのタイプの濾過装置に利用できる濾材は限定されていますし、他社ブランドの濾材を入れた方が良いように思います。
- 揚水の関係上濾過装置の設置位置が水槽水面との高低差で制約がある。
(水槽水面より下○○cm〜1○○cmの間に設置せよといった感じ)
- 構造上エーハイムの物はエア抜き用の3本目のホースが必要でありそのホースの先端は水槽水面より上に設置しなければならず、誤って水面より下げてしまうと水漏れする。
他社製品ではこのエア抜き用ホースが不要な物も有るのでエーハイムのも改善される(された)かも?
- 値段が高すぎる
- CO2が幾分か発散しやすくなる。
業務用ボンベを使用していれば問題ないレベルじゃないでしょうか?
とまあ、こんな所でしょうか?
私は別に水草水槽に不向きだとは思いません、使用した事が無いし身近に使用している人も居ないので果たしてどのぐらいCO2が発散されるのか具体的なレベルは分かりませんが構造や機能から考えても、それほど発散されるようには思えないし、業務用ボンベを使用していればその分多めに添加してやれば良いと思います。
「CO2添加をしているときには水面を攪拌しないように」等と言われるので濾過に通す水を空気に触れさせない様にしなければならないと思われがちですが、うちではオーバーフロー+ドライ濾過でばしゃばしゃやっていますが問題無いです。
もちろんそのぶんCO2は沢山添加していますけれど。
装置1台分の値段で(濾材も込みなら)最近の安くなった2213スターターキットを楽に2台は買えるでしょう。
(上手くすれば3台買えるかも?)
単に濾過能力だけを考えると2213の2連結×2とかにすれば濾過能力は稼げますし、設置場所は必要ですがメンテナンス性も(濾材の洗浄でバクテリアに与えるダメージを分散できるなど)好ましいという考えも出来ます。
”量より質で行くのか、質より量で行くのか”といった感じでしょうか?
結局趣味の物ですから自分が納得するやり方で納得する所にお金をかけるのが良いでしょう。
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