Ｑ５．１週間留守にする時…

【kunikuniさんからの質問】
今水槽の中にグッピーとプラティの稚魚がいるのですが、家を留守にする場合成魚だと１週間位餌をやらなくても大丈夫と聞きますが稚魚はどうでしょう？また、フードタイマーを使うと油膜が心配です。油膜対策とともに、アドバイスがあれば教えていただけると幸いです。

Ａ５．フードタイマーで少しずつ。

そうですね、成魚の場合一週間程度餌を与えなくても生きていますね。注意しなくてはいけないのは留守にする前日とか当日とかに、魚に食い貯めさせようと大量の餌を投入する人が居るようですが、人間だって「これから君は５日間の絶食をしなくてはならない、そこで君には５日分として３ｋｇのステーキを用意した」と言われても食べられる訳が無いですね。
大量の餌の投入は留守にするのにわざわざ水質を悪化させる行為以外の何ものでもないですからやめましょう。
それから留守にするとき用として固形の固まった餌を売っていたりしますが、あれも餌を石灰で固めたような物ですから水質がめちゃくちゃ悪化します、あれもやめましょう。
それから稚魚の件ですが、どうでしょうねぇ・・一週間の絶食に耐えてくれるでしょうか難しいところですね。そもそもグッピーやプラティーは親が自分の子供を食べてしまうような魚ですから空腹になった成魚の餌になってしまう事も考えられます。一週間という期間と稚魚を考えるとフードタイマーを使われるのが良いと思います。フードタイマーは日本で売っている物のほとんどが投入量が安定しないいい加減な構造をしているので、餌の投入量の少ない水草水槽などではなかなか上手い具合の量で投入してくれないのですが、臨時の物だと思って諦めましょう(^^;)
コツはいつもの半分ぐらいの量を出す程度に調整して気まぐれで多めに出ても出過ぎないようにする、セットするときは水槽の外の新聞紙の上で何度もテストして投入量を十分調節することです。１日数回セット出来るが１回でも十分なので１回しか与えない、留守にする数日前からセットしタイマーの手動投入ボタン等で十分にテストして予行演習しておくのも大切です。
最後に油膜ですが、油膜とフードタイマーとは直接的な関連は無いと思いますが、もしかしたら日頃はブラインや赤虫などの餌を与えていて、フードタイマーを使用するために人工餌を使うので油膜が心配だと思われているのでしょうか？赤虫でも人工餌でも投入しすぎて水質が悪くなると油膜もでますし油膜は見た目を損ねるだけで殆ど害はないというのが最近の説ですから、それほど気にしなくても良いのではないでしょうか。

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