よしを’S質問箱
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Q1.底砂の厚さについて教えて下さい。
【マヒマヒさんからの質問】
はじめましてここで色々勉強させてもらっています。 90cm水槽で水草をやろうと思っているのですが後ろの砂を高くしすぎると底砂が腐りやすいと本で見ました。それでどのくらいの高さ(厚さ)までなら問題ないのでしょうか?後、ラインヒーターなどを使う場合とそうでない場合とでは、水草の成長はどのくらい違うのか教えてください。買おうかどうか悩んでいます。(かなり高いものなので)
A1.水草水槽では底床は厚めに!
水草水槽では草の根張りのために底床(底砂)の厚さをかなり厚くするのが普通です。水槽前面で5〜8cm、後方で8〜10cm程度にするのが標準的だと思われます。
もっとも一般的な大磯砂での標準的な使用量 最近流行の色々な種類の砂の場合は比重がそれぞれ違いますから大磯砂以外の場合はこれがそのまま適用できない場合もありますのでご注意ください。最近の物では親切に容量がリッター表示の物もありますね、そういう物の場合はご使用の水槽の底面積で容量を割って希望とする厚みに成るように用意します。
さて、本題の水通りについてですがお察しの通りかなり問題になってきます。底床の腐敗というのは最悪の場合でそれ以前に冬の温度低下と水通りの不足による(酸素不足が原因の)底床内のバクテリアの不活性現象につながるため、どうにかして底床内に水が通る状態を作る必要があります。
方法としては底床吹き上げや吸い込みの方法をとるかラインヒーターを設置するのが一般的です。
底床吹き上げや吸い込みではメンテナンスや施肥が難しくかなりなベテランでないと維持管理していくのが難しいと思います。よってラインヒーターを設置するのが一番の安全策だと思います。
多少費用がかかりますが底床内の設置物は後から変更するのはかなり大変な作業です。
再セットが楽しみという人を除いては底床の質や構造はできる限り慎重に万全を尽くした方がいいと思います。
それから寒冷地で使用されている水道凍結防止用コードヒーターが水槽用に流用可能な物が有ります。
3〜5m程度の長さで30〜50ワット程度の完全防水型の物を入手できれば1/3程度のコストです。
(ちなみにうちのもそれです)

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