イチョウウキゴケ
Ricciocarpus natans




 
[ウキゴケ科]
通常は水田などで浮遊しながら群生していますが、この浮き苔は水面での生活でなくても湿地状態であれば泥の上でも生育できるようです。

 ウキゴケの形は写真で見る通りイチョウの葉にそっくりな形で葉の厚さは1mmもあり、さらに多数の鱗片が根のように下がっています。そのせいか一つ一つの葉はコロコロっとしています。

表面が濃い緑色で、葉の裏側には多数の黒い根(仮根)が密生しています。
全体の大きさは横幅が1cm位で手で触るとすぐ分離します。(写真は中池見湿原)



分布等  
項 目 説  明
 和 名 
イチョウウキゴケ(別名:イチョウモ、
ムラサキイチョウゴケ、イチョウウキクサ)
 漢字名 
銀杏浮苔
 科 目 
ウキゴケ科
 学 名 
Ricciocarpus natans
 分 布 
全世界に分布。



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