Limnophila sessiliflora



敦賀・中池見湿地
[ゴマノハグサ科]
　熱帯魚屋で学名のリムノフィラの名前で出ていますが、本州以西の水田や湿地に群生する抽水性の多年草です。
水田などで稲の間をよく見ると固まって生えていますので容易に見つけられます。

漢字で「菊藻」と書きますがその名の通り水上の葉は菊の葉に似ています。水の中ではその鮮やかな緑色はひときわ美しく水草水槽では目立つ草です。


分布等
項　目 説　　明
　和　名　
 キクモ（別名：）
　漢字名　
 菊藻
　科　目　
 合弁花亜綱ゴマノハグサ科
　学　名　
 Limnophila sessiliflora
　分　布　
 日本、朝鮮、中国大陸、台湾、インド、マレーシア、
など東南アジアなど。
　その他　
 全草にやや香気あり。近似種にコキクモ。



草の特徴
項　目
 説　　明
生育環境
 水湿地に群生する抽水性または沈水性の多年草。
繁殖・越冬
 根茎で越冬。
葉の形
 輪生葉の各裂片は狭披針形。
葉の先端
 鋭頭
葉の基部
 無柄
葉の縁の形（葉縁）
 羽状全裂。
茎への葉のつき方（葉序）
 輪生。
　茎　
 円柱形
地下茎
 根茎は泥中を横走。
花のつき方（花序）
 閉鎖花が多い。
葉の色
 水中葉は淡緑色。水上葉は濃緑色。




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