よしを’S質問箱(Deep編)
分類 @@#器具#@@
Q1012.設置場所による水槽サイズの限界について
【higherwillさんからの質問】
はじめまして、よろしくおねがいします。
私は木造モルタルアパートの2階に住んでいます。間取は6畳一間とキッチン3畳で、そのキッチンの方に120−45−45の水槽を置こうと思っています。
スペースはよいのですが、重量が心配です。
床が抜けたり、と言う事はあるのでしょうか。
また、ご友人でそういう方がいらっしゃるとか、そういう情報でもよいので、教えてください。

A1012.水槽の重さと木造建築
部屋の作りや築年数、梁や柱の状況が分かりませんので、最終的な判断は出来ませんが、一般的なアクアリウムを楽しんでおられる方のケースと照らし合わせると120cm標準水槽の1本ぐらいなら、通常の木造2階に設置されている方も多いですので、問題ないレベルと思います。
築年数が古いとか作りがキャシャな気がするようなときは工務店や建築家の方に確認してもらうようにしたほうが良いでしょう。
いずれにしても置き場所を選ぶ場合は部屋の角や床の骨組みなどを考えて、硬度の有りそうな場所へ置くよう心がけて下さい。
最近ホームセンターでは壁の向こうの柱を検知するような装置も比較的安価に売っていますので、それで壁や床の中の状態を測定してみるのも良いと思います。
  • 2002/10/21 KSAKA さんよりご意見情報投稿
    同じ問題で私の経験を報告します。とてもアドバイスとはいきませんが参考になればと思い投稿しました。
    この度1500(L)X750(D)X600(H)の水槽を1階のリビングに設置することになりました。濾過層の重量までいれるとおよそ800kgになります。
    私の家は鉄骨構造で築2年程ですがメーカーに問い合わせたところ、一般住宅では耐過重は平米あたり180kgで設計されているそうです。
    従って1500X750でおおよそ2平米と考えますと360kgしか耐えられないことになります。
    私の場合は対策としてメーカーにお願いして補強してもらうことにしました。
    大引きと根太を追加して鉄柱で基礎から支えます。
    工賃は5万円弱でした。木造とか、2階に設置とかで条件はかなり違うと思いますか゛参考になれば幸いです。

  • 2002/10/28 ★海★ さんよりご意見情報投稿
    私も以前、築30年のオンボロに住んでおりました。 その居間に1200×450×450と900×450×450を2本並べて置いておりました。(重量およそ600kg)
    当然そのままでは床がたわむのは必至で、事前に補強しました。
    友人の大工さんに依頼をし、床をそっくり2500×500くり貫いてもらい、独立した通常の間隔の3倍〜5倍程度の密度の土台を設置。
    その部分だけ周りの床と別物のひな壇を作ったワケです。
    ついでに私も床下に潜り、排水設備も整えました。(水替えはラクラクです。)
    かなりのオンボロの家だったので、周りの床はパチンコ玉が転がる有様でしたが、ひな壇だけはシッカリ水平が出ていました。(笑) 金額は50000円。
    友人なので「要らない」に対して無理やりポケットにねじ込んだ金額です。(笑)
    その後実家の2階に、上記のセッティングで補強ナシで設置した時は、水をはり始めた段階で、水平が狂っていくのがわかる程でした。(笑)
    現在は別の家の2階に1200×450×450と、その他もろもろ5本の水槽を約1.5平米ほどの一角に設置していますが、なんの補強もしていないので若干床がたわんでいる様に思えます。
    長期的に見ると、かなり危険かも知れません。
    経験上、ごく一般的な家屋でなんの補強もナシでは900×450×450くらいが「安全」で、それ以上のサイズもしくは本数となるとかなりリスキーだと思います。
    この度引越しをしまして、それに伴い1800×600×600と濾過槽を設置の予定です。 さすがに1t近い重量ですので、事前にやはり知り合いの大工さんに床下を補強してもらいました。
    金額は15000円。(笑)親戚だから・・・・でしょうね。
    今度は土台は増やさず、梁を増やす方法でいきました。
    既存の床はそのままで、台所の床下収納から這って潜り込んでの作業でした。
    あまり参考になりませんね・・・・・。(笑)
    ここまでの事例で明らかに言えた事は「補強した時は何事もなかった。」 「補強してない時は設置後、時間がたつと床がだんだん沈んだ。」 ・・・・と言うことです。(時々、水平器をあてて検査してました。)

  • 2002/11/04 水草水槽バンザイさんよりご意見情報投稿
    私は現在借家住まいの2Fです。よくあるコーポってやつです(4世帯で1建物)作りは完成品を現地で組み立てる2×4タイプです。楽熱にも載ってましたが、2×4タイプは梁の追加等が出来ないので安全を考慮しても部屋の隅で90cmくらいまでと有りました。
    ちなみに我家は部屋の隅に120×60の2段タイプ水槽台を置き、上には90cm1本と60cmを縦に置き、更に下段には左奥に60cm濾過槽と右前に60cmエビ水槽1本という具合に合計90cm1本と60cm3本を設置しました。当初は水平も問題ありませんでしたが、約半年後、水換え時に90cm水槽が少しではありますが前側に傾斜している事が分かり、床の隅を見たら約1.5mmくらい隙間が空いていました。
    その後、このままではいけないと思い、60cm1本を隣の部屋へ移動しました。しかし、床の隙間は今も戻っていません。(恐らく床板が反ってしまったと
    思われます)

    以上の事より、コーポタイプでは部屋の隅で濾過槽を含んで90×45×45か、重量的に120×45×45の1本くらいが限界かと思われます。(なにせ借家2Fなもので最悪の場合階下の方への賠償等を考えると無理は禁物です)

    参考になるか分かりませんが私的な考えです。それではまた。

  • 2002/12/16 水草おやじ さんよりご意見情報投稿
    いつもQ&Aはじめ、楽しく拝見させていただいています。
    水槽設置についていろいろ論議されていますが、もうひとつ大事なことがありますので、弱輩ながらお伝えしたくて不慣れなキーボードをたたいています。
    水槽のサイズが大きくなると、それに伴って総重量も増加しますので、みなさんがおっしゃるように床の補強は当然必要になってくると思いますが、もう一つ、水槽設置については「水槽の深さ」という大きな問題があります。
    水槽のサイズ=総重量は意識しますが、意外と「深さ」は意識しないのではないでしょうか? 皆さんご承知の通り、重力の関係で荷重は垂直に真下にかかります。
    よって、水深が同じであれば(床との接地面が面=一枚板の場合)単位面積あたりの荷重は同じになります。極端な話ですが、水深45センチの水泳用プールと、45センチサイコロ水槽を比較しても、単位面積あたりの荷重は同じです。
    (水以外の内容物や水槽等の重量は除く)
    また、床には構造上、数十センチ(一般的には45ないし60センチらしいです?)間隔で梁(根太というらしいです)が入っています。
    よって、水槽(水槽台)がより多くの梁の上に乗るほうが、荷重が分散されてよりベターです。
    従って、単位面積あたりの荷重という視点だけから考えると、またまた極端ですが、180×45×45水槽を8畳一間に全面設置(16本!)するのに比べ、45サイコロ水槽を2本=上下2段に設置するほうが(水深90センチと同じ)倍の荷重かかかり、かつ乗る梁の本数も減りますので、設置場所によっては非常に危険だと言えます。
    一般的に補強なしの木造住宅では水深45センチ程度までが安全、60〜75センチで黄色信号のようです。
    アクアリストにありがちな60センチ規格水槽の2段重ねも、床の構造(設置場所)によっては危険だと思います。
    結論としては、皆さんおっしゃっている通り、補強なしの一般的な木造家屋では、
    (1)総重量から考えて120×45×45あたり(総重量250〜300kg)まで で、それに加えて
    (2)水槽の水深は45センチあたりまで(2段以上重ねる場合も合計45センチ位まで) が良く、それ以上の場合は、ある程度のリスクを覚悟の上、自己責任で設置されるか、安全を考えて工務店等に相談されるほうが良いと思います。

  • 2003/01/29 しん さんよりご意見情報投稿
    家は6畳の木造の借家ですが(築30年)、何の補強もしていないで120×60×60 の水槽を大型スピーカーの上に設置しています。
    しかし、今のところ何も異常はありません。
    設置前に近所の業者に相談したのですがこのサイズならそうとう痛んでないかぎりは大丈夫 との事でした。

  • 2005/11/22 kidcafe☆ さんよりご意見情報投稿
    築2年の木造在来工法の1Fリビングに1800*600*600アクリル水槽+1200*450*450濾過層+ADAキャビネット設置予定です。1000kgほどになりそうです。
    現在、数件の工務店に問い合わせておりますが、重力を分散させるため、水槽床面積の5倍ほどの面積の補強が必要と言われております。
    どうなっていくのか、追って書き込んでいこうと思います。
  • 2005/12/22 kidcafe☆ さんよりご意見情報投稿
    前回の続報です。
    知り合いの建築士さんに見てもらったところ、
    うちの場合、
    900ピッチの105角の大引をまたぐ方向で1800水槽が置けるので以外に安心できる。
    303ピッチで根太が45×60が縦に使ってあるのも有利。
    基礎がコンクリのベタ基礎なのも非常に有利。
    部屋の隅っこである。
    とのことで、大引の間に大引を追加し、鋼製束を足すだけで大丈夫だろうということになりました。
    1800水槽の真下に合計15本の鋼製束を床下にもぐって自力で設置しました。
    念のため、周囲30cmにも同様の補強を追加しました。
    実際置いてみないとなんとも分かりませんが、これですぐに床が抜けるとかいうことはないだろう。
    とのことです。
    あとは、長期的な沈下を見て補強の追加、増締めをしていくといいそうです。
    また、設置後に報告します。
との事です。

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