「窒素サイクル」
読み:”ちっそさいくる”

解説

濾過の基本はアンモニア処理ですが、その正体は窒素と水素です。(NH3)
窒素は地球上の空中にいっぱいあります。

窒素化合物のアンモニアが途中、酸化して変化して行くわけですが、熱帯魚水槽では最終的には硝酸塩(NO3)となり一部は水草やコケに吸収され、吸収されなかった分を水替えにより外に取り出しています。
その意味では熱帯魚水槽では窒素の循環が、完全にサイクル(円)になっていません。#円の最後が切れてつながっていない。

自然界ではこの硝酸塩(NO3)を逆に酸素と窒素に分解(還元)してしまうことがバクテリアによって行われており、完璧にサイクルされているわけです。

熱帯魚用語としては魚の排泄するアンモニアがバクテリアによって酸化され、水草に吸収されるまでの事を指すようです。

解説者:iseki(井関)

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