「スネール」
読み:”すねーる”

解説

貝です。
水槽内にはさまざまな種類の貝が、あらゆる触媒を通じて侵入してきます。

私の知っている範囲では、
(1)極小カタツムリ状の、一般的スネール。
(2)やや大きな「レッドラムズホーン」。
(3)極小半透明のあわび状。
(4)灰色地に茶色いスポットのとんがり帽子状。
の4種類が少なくとも存在します。

魚に直接害を与えることはないのですが、
(1)彼らも生物なので、当然水が汚れる。
(2)水草を食害する。
(3)見た目がよくない。
(4)鬼のような加速で繁殖する。
などのデメリットがあります。

駆逐するにはこれまた様々な方法があるのですが、卵や稚貝が残っていたり砂の中に潜っていたりで、完全に駆逐するためには水槽の完璧なリセット(水草は捨てる、砂利や濾過装置などの周辺機器は熱湯消毒)しかないような気がします。
とはいえ、新しい魚や水草を導入する際に再度侵入する可能性があるわけでして、予防としてトリートメントタンクでの様子見を行うのがよいでしょう。

一部でスネールを食べると言われている魚には
淡水ふぐ・スマトラ・トーマシー等が有効と言われているようだ。彼らは気が荒く他の魚やエビが餌食になることもあるそうである。

フライングフォックスはスネールの卵を食べる魚とかいわれている。

アマゾンソード等の葉っぱの裏に透明なジェリー状のものがついていて、その中に小さな粒粒が見えたら、それはスネールの卵である可能性が高い。
新しい水草を水槽に入れるときには注意する方がよいが、大概の場合防ぎきれない。

茹でたほうれん草を入れると2日後ぐらい、大量に群がっている。
私は溶ける前のほうれん草と共に水槽外に捨てる。もしくは見つけたら手でプチプチつぶすのであるが、プチプチマットをつぶすような快感に時間を忘れることがある。

解説者:AKIBA(秋葉 義夫)、iseki(井関)

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