「セパレータ」
読み:”せぱれーた”

解説

アクリルのしきり版でキスゴムを水槽面につけて水槽内をセパレートするもの。
多種の混泳の難しい海水魚のコミュニティータンクでは、しばしば使うことがある。
海水魚飼育の最大の難点は魚種の組合せの問題である。
初心者を脱却しそうな中級者が組合せで悩みセパレータで少しお見合いをさせ、慣れさせてから一緒にしようなんて考えるが、だいたい失敗に終わる。
そもそも魚のテリトリーというのは、単純にまっすぐ仕切れないものであり、全水量に対して、魚の量や大きさに無理があれば必ず、強いやつが弱いものを殺す事になる。
テトラやエンジェルなど小さめな魚なら、90センチもあればかなりの量が飼えるが、海水だと90センチなんてかなり小さい水槽で、15センチのヤッコを一匹入れたら、もうすぐ一杯になってしまう。

淡水水槽の場合もなわばりを持つ魚種やオスどおしで喧嘩するような種類の場合はこれを使って1つの水槽を複数に分ける場合が有る。

解説者:MC−IWA、よしを

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