「ラインヒーター」
読み:”らいんひーたー”

解説

水草水槽で厚くひいた底床内の冬場の冷え込み防止と、水の対流を作ることで水通りを良くする為に使用するコード状のヒーター。

昔は水草専門店でヨーロッパからの輸入品を馬鹿高い値段で売っている以外には見かけなかったが、最近はちょっと大きなアクアショップなら手にはいるようになった。

大型のキスゴムで水槽の底面にまんべんなく敷設しその上に底床を入れる。
サーモスタットは使わず1時間に5分ONといった感じで繰り返し通電するようにして使う。

冬場に底床に温度計を差し込んで温度差を計測すると3度以上温度が低い場合があり、そう考えるとそれなりの効果があると思われる。
夏場は水温と底床の温度差は無いし加温する事は無いが2〜3回/日で短時間通電し底床内の対流を起こした方が良い。

旺盛に根が張った水草を抜くと根に絡まってヒーターが抜けてくるのが大変困る。

同様の目的に使用する底床吹き上げしきフィルターというのが有るが長期間使用すると水の流れが偏ったり、施肥の仕方が難しかったりするので維持していく上ではラインヒーターの方が無難に思う。

解説者:よしを

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