「無脊椎」
読み:”むせきつい”

解説

脊椎を体の中心としている動物を脊椎動物というなら、それ以外の動物は無脊椎動物ということになる。
アクアな世界では、特に海水魚飼育において、無脊椎(インバーティブリットタンク)飼育と海水魚メインの水槽は区別されて扱われる。
海水の世界でポピュラーに飼育される無脊椎動物は、イソギンチャクや、コーラル(生きたサンゴ)類がある。これらの特徴として、極端に重金属(銅等)に弱く、一度銅イオンなどを使った水槽では、例え洗浄したとしても長期飼育は望めないほどである。
また、水温の上昇にもかなり敏感で、30度を越えてしまうとかなり危ない。イソギンチャク等は高水温で死亡した場合、腐敗の進行がかなり早く、すぐに取り出さないと水の劣化とともに他の生物も死亡させてしまうことがある。
魚との共生も可能であるが、組合せにかなりの制限がある。

解説者:MC−IWA

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