「木化石」
読み:”ぼっかせき(きかせき、もっかせき)”

解説

木が化石化したもので、レイアウト素材として用いる。
木の化石なので、断面には年輪が見えることがある。

色は、産地により異なり、薄いベージュから黄色のモノまである。

川石などが無機的な冷たい印象を与えるのに対し、木化石は木が化石化して石になったものであるから、レイアウトには違和感なく使える。
とくに、空間重視した木化石のみで構成するレイアウトはさわやかな高原の印象を与える。
リシア、ヘアーグラス、グロッソスティグマなどの水草と特に相性がよい。

ただし、購入したばかりの木化石はレイアウトに大量に使用したり、大きめのものを使用した場合、硬度を若干上げる性質があるので注意が必要。
通常一年ほどの継続使用で、水質には影響を与えなくなる。
その後はレイアウト素材として大変重宝する石である。

最近の木化石人気にあやかり、類似品が出回っているので注意。

色が似ているだけなのだが、本物の木化石を見たことのない人にとっては見分けづらい。
よく見ると、木の形状を残しているものが多く、割れているものなどでは断面が黒く、年輪が見えているものは間違いなく木化石である。

解説者:JYOUJI

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