解説
水銀灯の種類、
水草マニア・海水魚マニア憧れの光源と言える。
その光分布は日中の太陽光線にきわめて近く、友人の照明デザイナーにいわせると「可視光領域外までエネルギーだらだらに出ている。こんな無駄なランプは無い。」とのことであった。
「可視光領域外」の赤や青までたっぷり出ているなら、まさに水草や海水珊瑚には理想的である。
現在あるたまは最低でも50Wクラスで、水草マニアには15〜20Wクラスの小さなたまの100V仕様が欲しいところである。
日本国内仕様は結構値段も張るらしく、海外製品に手を出す人も多いらしい。
●メタルハライド
●水銀灯
●高圧ナトリウム灯
3つ全部合わせて高輝度放電灯のグループ。
二次電圧を上げる為、安定器を使い点灯させる。
基本構造は同じで、内部の封入ガスや構成材料が違うだけ。
水銀灯は道路・工場照明でポピュラーであるが、今は省エネ光源としては経済的なナトリウム灯、経済的と演色性が望まれるならメタハラに切り替わりつつある。
ナトリウム・水銀はその名前通りのものが封入されている。
メタルハライドは別名「マルチハロゲン灯」と呼ばれる。
複数のハロゲン化物が封入されている。
ランプの効率は蛍光灯と同じぐらい良い。
メタハラは
70Wクラスのもので、玉だけで1万円ぐらいの値段である。(ナショナル製)
ランプの近くで作業すると日焼けする、(紫外線3%出ているようだ。)
ランプを直視すると目を痛めるとの注意書きがある。
解説者:iseki(井関)