「ヘアーグラス」
読み:”へあーぐらす”

解説

ヘアーなグラス。髪の毛のような草。
髪の毛のように細い葉が密生し、水流に揺らめく様子は、草原に吹く風に草草がたなびく様子を連想させます。
ヘアーグラスが作り出す水景は、高原、草原といった広大なイメージを持ちます。
また、レイアウトのポイントとしてもよく用いられ、草らしい草の葉姿から自然観の演出に一躍買います。

ヘアーグラスの草原は、みんながやってみたいレイアウトの一つですが、これがなかなかやっかいな水草で、上手に育てられない、思い通りにならないと思っているアクアリストも多いと思います。

まずは定石通り、状態の良いものを購入することから始まります。
ほとんどは、水上葉で売られており、たまに、売れ残ったものが水中葉を出している場合があるぐらいでしょう。

植え方は、密生させたいなら、数本(株)ずつなるべく密に植えます。
草体を大きくしたい場合は、1本(株)または数本を間隔を大きくとって植えます。

水上葉の処理は、はじめから根本より3,4センチほどのところで切ってしまい、水中葉の出てくるのを待つやり方と、水中葉が何本か出てきたときにバッサリと散髪するやり方があります。
また、こまめな方は、一本一本切る方もいらっしゃいます。
(私もはじめそうしてました。この方法の場合は、傍らにサロンパスを用意しておきましょう)

あとは、放っておきます。
ランナーがどんどん伸びて、じきに草原になります。

とは、いかないんですよね。

解説者:JYOUJI

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