診断書の見方


水槽の中の環境は常に我々が頭で考えられるほど簡単ではありません。
それなのにほんの少しの問診でその水槽状況を分析し助言することなど、本当は出来るものではないのです。

アクアリウムの世界には定石はなく、問題に対処するにも水槽一つ一つに対してそれぞれ違った対処が必要となります。

この診断書ではあくまでもごく一般的な基準を元に、ごく一般的な判断をするように出来ておりますので、ここに書かれている内容が信頼できる物であり、すべき対処が有効である物かどうかは保証の限りではありません。

したがってここで出された診断もあくまでも受診者が自分で判断するための一つの素材でしかないと言うことを十分に理解しておいて下さい。

そもそも、ちょっとしたプログラムでそんなに大それた事は出来ません、ここでの結果はお遊び程度に受け取って下さいね!

尚、表示される設備満足度は0点〜4点で、設備が充実しているほど得点は高くなります。
照明力は1〜3点で1=不足気味、2=まあ満足、3=十分です。(蛍光灯以外の照明のばあい一律十分な照明力が有ると見なします。)
管理度は0点〜5点で水質などをどの程度把握しているかを表し、水質を表す指標をチェックしているほど得点は高くなります。
薬物依存度は0〜8点で、使用している薬物が多いほど得点は高くなります。
栄養度は0〜2点で、肥料などを使用しているほど得点は高くなります。

いずれも得点が高ければ良いとか悪いとかそういった安直な指標ではありませんので、その数値ばかりにとらわれるのはあまり好ましいことではありません。
ただしそれらをチェックすることで、自分の水槽は標準的な水草水槽と比較して何がどう違うのかを見分ける目安程度にチェックされるのが良いでしょう。

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